2012-01-01から1年間の記事一覧
ヘルムート・シュミット氏(元ドイツ首相、社会民主党出身、現在ではリベラル派のご意見番として活躍)は、誰かが西洋で中国を批判することを好まない。注目すべきは彼のその理由づけである。中国がしていることは、何といっても、大英帝国やその他の列強が…
毎晩、わたしたちは「ヨーロッパ債務危機」について意見を交わし合っています。そのためわたしの家では居合わせた専門家を、おまえはヨーロッパを(なおも)志向するのか、あるいはおまえはわれわれをユーロのない多元的な通貨体制に立ち戻らせようとするの…
グラス問題についてフリッツ・スターン語る 重苦しい帰結をともなう挑発 2012年4月13日 批判の必要性は告発のこのような形式を正当化しない。ギュンター・グラス、彼の詩に関する論争、イスラエルに対する建設的批判についての歴史家フリッツ・スター…
ギュンター・グラスをめぐってケンカ腰のトーク・ショー セバスツィアン・デリガ 「老人と彼の詩」、このようにキャスターのマイブリット・イルナーは彼女の昨日の放送を開始した。番組の表題は「さらし者になったグラスーイスラエル批判はほんとうにタブー…
「さらし者になったグラス」ーイスラエル批判はほんとうにタブーか? ドイツにおけるユダヤ人中央評議会の元代表議長のミチェル・フリードマン氏は、作家ギュンター・グラスのことを、彼の詩「言わなければならないこと」で紋切り型の反ユダヤ主義的な言い回…
フランクフルター・アルゲマイネ新聞 2012年4月9日 ハンスークリスツィアン・レスラー、イスラエル イスラエルでは過ぎ越しの祭りの週末にあたって、ドイツのノーベル賞作家ギュンター・グラスに対しても、彼の詩のかたちをとったイスラエル批判のかど…
フランクフルター・アルゲマイネ新聞 文芸欄 2012年4月7日 文芸評論家マルセル・ライヒーラニツキは、ギュンター・グラスの論議を呼んでいる詩「言われねばならないこと」についてはじめて態度を明らかにし、このノーベル賞受賞者をきびしく批判した。…
フランクフルター・アルゲマイネ新聞 文芸欄 ひとつの解説 「グラスがわれわれに言いたいこと」 2012年4月4日 ギュンター・グラスの詩「言われねばならないこと」は復讐のドキュメントである。ひとつの解釈。 フランク・シルマッハー ギュンター・グラ…
ヨアヒム・ガウク大統領就任演説 ドイツ連邦議会議長、親愛なる議員諸氏、親愛なる内外の市民同胞のみなさん、さしあたって議長、この会議のみごとなご指導と、わが国において、政治が喜びをもたらし得るという輝かしい事例について心より感謝申し上げます。…